新宿といえば、世界でも有数のメガステーション。バスタ新宿や新宿ミライナタワーといった新しい名所も誕生し、ますます人の往来が激しくなりそうです。そんな新宿でお肉を食べるといっても、お店も千差万別。いい意味で激しく迷います。
これは、ただ「いいお肉」というだけではなく、お店選びにテーマを設けないと永遠に彷徨うことになりかねない。
というわけで、今回のお店選びのテーマは「おもてなし」です。
やってきました。歌舞伎町。このビルの右側には、歌舞伎町の新たなシンボルになりつつある、TOHOシネマズ新宿のゴジラ像があります。今回のお店はこのきらびやかなビルの10Fにある『肉亭 ふたご』です。
『肉亭 ふたご』のサプライズは、入り口にあるんですが、ここで言ってしまうと面白くないので、行った方はぜひ迷ってください。店内は、歌舞伎町らしからぬ落ち着いた空気を醸し出していて、仲間とワイワイというよりも、2人で落ち着いて食べたい雰囲気です。中央に巨大なテーブルがあって、そこを囲むようにご案内されたのですが、絶妙な目隠しがあるので向かいの方と視線が合うことはありません。
この日のメニューは、全9品のコース。美味しいお肉は最後に登場します。まずは前菜5種。さりげなくお肉も登場してます。どれも美味しく、この先のお肉にも期待がかかります。
肉刺しもいい食感で、美味しくペロリ。
肉の握りも登場します。これまた絶品。
そしてメインに登場したのが、A5ランク黒毛和牛の希少部位を詰め合わせた、人呼んで「にく匣」!厚切りの贅沢すぎる希少肉の数々。早く食べたい……っ、でも食べたくない(無くなるから)という葛藤があったのかなかったのか、美味しい音を立てながら、あっという間に完食。
この日はコースということもあって、料理の提供スピードは早すぎず遅すぎず、程よいタイミングで出してくれるので会話も弾みました。もちろんアラカルトで注文することもできますが、料亭のような雰囲気を楽しむのであれば、ぜひコースで。
歌舞伎町で大人の焼肉が楽しめる『肉亭 ふたご』、オススメです。